と悩んでいませんか?
世界中で愛される最高峰の鋳物ホーロー鍋ブランド「ストウブ」。しかし、決して安くないため、買ってから後悔はしたくないと考える方は多いはずです。
そこでこの記事では、ストウブ(STAUB)鍋のデメリットを包み隠さず解説し、メリットや購入前に知っておくべきポイントもわかりやすくまとめました。
「一生モノとして使えるのか?」「色選びのおすすめ」なども解説していくので、購入の参考にしてもらえると嬉しいです。
- ストウブ鍋のデメリット&メリット
- 失敗を防ぐための正しい使い方とNG習慣
- デメリットを上回るメリット
- 一生ものとして選ぶための色選びと寿命
購入前に知っておきたいストウブ(STAUB)鍋のデメリット
ストウブは、プロのシェフも愛用するブランドですが、日常使いで「ここは気になる。。。」と感じてしまうポイントもいくつか存在します。
購入前に知っておきたいリアルなデメリットをお伝えします。
- 重量が重い
- メンテナンスに手間がかかる
- ホーロー剥離・破損のリスク
- 値段が安くはない
重量が重い
ストウブの鍋の最大のデメリットは、やはり「重さ」です。
最も人気のある20cmのラウンドモデルでも、本体重量は約3.4kg。ここに食材やスープが加わると、調理中の総重量は5kgから6kgを超える場合が多いです。

これは2リットルのペットボトル約3本分に相当する重さなので、片手で扱うのは難しくなります。
- 洗うときに手首の負担に
- 収納するのが大変
- 出し入れが億劫で使用頻度が減る
などのストレスを感じている方もいるので、注意してください。
メンテナンスに手間がかかる
ストウブのメンテンナンスは、一般的なフッ素樹脂加工(テフロン)の鍋のように「洗って乾かすだけ」ではありません。
内側の「黒マットエマイユ加工」は、油馴染みを良くするために設計されていますが、定期的な「シーズニング(油慣らし)」が必要です。
怠ると、焦げ付きやすくなったり、表面がカサついて白っぽくなったりします。
また、ストウブに限った話ではありませんが、鋳鉄製品の宿命「サビ対策」も欠かせません。
そのため、メンテナンスフリーを望む方にとっては、管理が面倒くさいと感じる可能性があります。
ホーロー剥離・破損のリスク
ストウブの表面はガラス質のホーローでコーティングされているので、見た目は頑丈そうに見えますが、衝撃にデリケートです。
シンクの中で他の食器とぶつけたり、金属製の硬いツールで叩いたりすると、表面が「欠け(チッピング)」てしまうことがあります。
特に注意したいのが加熱直後の急冷。アツアツの状態で冷水をかけると、「熱衝撃」によってホーロー層がピキッと剥がれてしまう原因になります。
一度大きく剥がれてしまうと、そこからサビが進行し、衛生面でも寿命を意識せざるを得なくなります。
「一生もの」といっても雑に扱えば壊れてしまうので、ガラス製品を扱うような丁寧な取り扱いが必要な点に注意してください。
値段が安くはない
ストウブは調理器具の中でも高額な部類に入ります。
サイズにもよりますが、安価なアルミ鍋なら10個近く買える金額になるので、価格に関しては気になるポイントと言えるかもしれません。
また、「国内正規品」と「並行輸入品」には価格差がありますが、安さだけで選ぶと生涯保証が受けられないリスクがあります。
そのため、国内正規品や日本の正規代理店に「ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン」公式が出品している通販が安心です。
ストウブ(STAUB)鍋のデメリットを超える魅力(メリット)とは?
ここまで、デメリットを見てきましたが、当然ストウブには「メリット」もたくさんあります。
ストウブが世界中で人気なのは、お伝えしたデメリットを上回る「美味しさ」と「体験」が得られるからです。
- 無水料理で旨味を凝縮
- 焼く・炒めるに強い内面加工
- 蓄熱性が高く時短にも
- 炊飯の仕上がりがプロ級に
- デザインと資産価値の高さ
無水調理で旨味を凝縮
ストウブといえば、食材の水分だけで煮込む「無水調理」です。特別なことはしなくても、一口食べるだけで「料理の腕が上がった」と感動を味わえるのが魅力です。

無水調理を可能にしているのが、重厚な蓋の裏にある「ピコ」という突起。
食材から出た旨みたっぷりの蒸気が、この突起を伝って雨のように降り注ぐ「アロマレイン」という仕組みで、水を足さなくても濃厚な味わいに仕上がります。
焼く・炒めるに強い内面加工
ストウブの内側は、独自の「黒マットエマイユ加工」が施されていて、表面の細かな凹凸が油馴染みを良くしてくれます。
これにより、肉を香ばしく焼き上げる「メイラード反応」を効率的に起こせるので、煮込む前にお肉の表面を焼き固める工程がストウブ一つでこなせます。
他のホーロー鍋にはない、ストウブだけの大きな強みです。

また、「煮る」だけでなく「焼く・炒める」もこなせる万能さをもっているのもメリットです。
料理のコクを深めたい、本格的な仕上がりを追求したい方にとって、理想的な鍋と言えます。
蓄熱性が高く時短にも
ストウブの厚みのある鋳鉄は、一度温まれば熱を逃がさない「蓄熱性」が非常に高いのも特徴です。
沸騰してから数分加熱して火を止めるだけで、あとは、蓋をしたまま放置する「余熱調理」が可能。中までしっかり味が染み込み、食材も型崩れせず柔らかく仕上がります。
火を使う時間を大幅に短縮できるので、ガス代や電気代を節約しつつ、放っておくだけでご馳走が完成します。
- 余熱調理でガス代・電気代を節約
- キッチンに立ち続ける必要がない
- 食卓に出しても温かさが長続き
炊飯の仕上がりがプロ級に
「ストウブで炊いたご飯を食べると、もう炊飯器には戻れない」という声も多いです。
鋳物ホーローは、お米の芯までしっかりと熱が届き、理想的な対流を生み出します。
炊き上がったご飯は一粒一粒がしっかりと立ち、噛みしめるほどに甘みが溢れ出す仕上がりになります。
- お米が一粒一粒立つ
- 芯までふっくら炊ける
- 玄米やパエリアも得意
デザインと資産価値の高さ
ストウブは、「キッチンの主役」になる美しさも魅力です。
「重くて棚にしまうのが大変」という悩みも、お洒落なデザインを活かした「見せる収納」にすれば解決できます。

さらに、世界中で人気があるため中古の資産価値も高く、万が一自分に合わなかった場合でも高値で売却できるというメリットもあります。
安価な鍋を何度も買い替えるよりも、リセール価値の高いストウブを選ぶ方が、長期的には賢い選択になるケースも多いです。
| 比較項目 | ストウブ | 一般的な安価な鍋 |
|---|---|---|
| 寿命 | 数十年(一生もの) | 2〜3年程度 |
| 料理の味 | プロ級・旨味が凝縮 | 標準的 |
| リセール価値 | 非常に高い(50%〜) | ほぼゼロ |
ストウブの鍋のデメリット以外に知っておきたいこと
ここからは、ストウブの鍋のデメリット以外に知っておくべきポイントをお伝えします。気になる章だけ読んでみてください。
- やってはいけないことはある?
- 【比較】ストウブとル・クルーゼどっちがいい?
- ストウブの鍋は一生もの?
- ボーローは安全な鍋なの?
- 長持ちさせる秘訣と寿命は?
- 選び方のコツとストウブ鍋の人気色は?
やってはいけないことはある?
ストウブを長く愛用するために、製品寿命を縮めてしまう「NG行為」は必ず知っておきましょう。

一般的なステンレス鍋と同じ感覚で扱うと、高価なホーローを台無しにする恐れがあります。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 強火や空焚きでの加熱
- 加熱直後の急冷(熱衝撃)
- 金属ツールでのひっかき傷
- 水分が残ったままの収納
特に注意したいのが、「強火」や「空焚き」です。ホーロー層にひび割れや剥離を招くため、調理は弱火〜中火が基本です。
急激な温度変化や硬いツールによる衝撃は、目に見えないダメージを蓄積させます。
【比較】ストウブとル・クルーゼどっちがいい?
多くの人がストウブの比較対象として考えるのが、同じフランス生まれの「ル・クルーゼ」ではないでしょうか。
どちらも見た目が美しく、人気のあるブランドですが、実は設計思想と得意料理は異なります。以下が比較ポイントです。
| 比較ポイント | ストウブ | ル・クルーゼ |
|---|---|---|
| 蓋の構造 | 重い・フラット・ピコ付 | 比較的軽い・ドーム型 |
| 得意な料理 | 無水調理・炊飯・塊肉 | 煮込み・ポトフ・ジャム |
| 内側の色 | 黒(油馴染みが良い) | 白(汚れが見やすい) |
蓋の構造
ストウブは平らで非常に重い蓋を採用しており、蒸気を一切逃がさない「密閉性」を追求しています。
対して、ル・クルーゼの蓋はドーム型で、あえて僅かな隙間(スチームコントロール)を設けることで、適度に蒸気を逃がしながら対流を促す設計になっています。
得意料理
ストウブは「無水調理」や「炊飯」において圧倒的なパフォーマンスを発揮し、食材をしっとり・濃厚に仕上げるのが得意です。
一方で、ル・クルーゼは煮汁を少しずつ煮詰めながら仕上げる煮込み料理に向いており、仕上がりはふんわり・軽やかになります。
内側の加工
ストウブの黒いザラザラ面は「焼き付け」に強く、ル・クルーゼの白いツルツル面は「出汁の色や汚れの確認」がしやすいという利点があります。
ストウブの鍋は一生もの?
結論から言えば、正しく扱えば一生モノ、あるいは世代を超えて受け継ぐことができる鍋です。

しかし、メーカーが付帯している「生涯保証(Life Time Warranty)」は、「一生どんなことがあっても新品に交換してくれる」というものではありません。
保証の対象は、通常の使用下で発生した「製造上の不具合」に限定されています。
例えば、
- 最初からホーローが不自然に剥がれていた
- 蓋の噛み合わせが歪んでいた
といった初期不良は生涯保証の対象となります。
しかし、ユーザーの過失による落下での破損、空焚きによるホーローの剥離、不十分な乾燥によるサビなどは対象外となるのが一般的です。
ボーローは安全な鍋なの?
鮮やかな色彩が魅力のストウブですが、一部のユーザーの間では、ホーローの着色剤に含まれる重金属の溶出を懸念する声があります。
伝統的なホーロー製法では、赤や黄色を出すためにカドミウム化合物が使われることがあるためです。
しかし、日本国内で正規販売されているすべてのストウブ製品は、厚生労働省が定める食品衛生法に基づく厳しい溶出試験をクリアしています。(出典:厚生労働省『食品衛生法に基づく容器包装の規格基準』)
したがって、通常の使用において健康リスクを心配する必要はないと考えられます。
長持ちさせる秘訣と寿命は?
ストウブの鍋の寿命は、日々のケアの有無で、美しさと機能が保たれる期間は大きく変わります。
長持ちさせる秘訣は、「シーズニング」と「正しい洗浄」です。

シーズニングとは、洗った後の乾燥した鍋に食用油を薄く塗り、弱火で加熱して油を馴染ませる作業のこと。
これを定期的に行うことで、ホーロー表面の微細な穴に油の膜ができ、焦げ付きとサビを強力に防いでくれます。(出典:ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン株式会社『ストウブ お手入れ・ご使用方法』)
長持ちケアのルーティン
- 洗浄後は即、乾燥
- たまに薄く油を塗る
- 焦げには「重曹」
- ピンを挟んで通気
選び方のコツとストウブ鍋の人気色は?
もしあなたが最初のストウブを探しているなら、「ピコ・ココット ラウンド 20cm」をおすすめします。

2〜3人分のメインおかずや、2合の炊飯に最適で、重量も約3.6kgと「重いけれどなんとか扱えるライン」に収まっています。
4人家族には22cmや24cmも候補ですが、大きく重いものを選んでしまうと、洗うのが億劫になって「ストウブをやめた」という悲しい結果になりかねません。
まずは20cmで魅力を体感して、必要に応じて買い足していくのはいかがでしょうか。
カラー選びについて
カラー選びに関しては、トレンドと実用性の両面から「グレー(グラファイトグレー)」が人気のようです。
深みのある落ち着いたグレーは、キッチンのインテリアを邪魔せず、和食のテーブルにもしっくりと馴染みます。
また、焦げ付きや色移りが最も目立ちにくいという実利的なメリットもあります。
新しめのカラーになる「カンパーニュ」も人気です。ナチュラルで温かみがあり、北欧風やモダンなキッチンに映える美しい色合いです。
対照的に、玄人好みの「ブラック」は、最もプロの厨房らしい雰囲気があり、油馴染みの変化が分かりやすいのが特徴です。
まとめ:ストウブ(STAUB)鍋のデメリットと購入前に知っておくべきポイント
ここまで、ストウブ(STAUB)鍋のデメリットとメリット、そして長持ちさせるコツまで網羅的に解説してきました。
ストウブは、決して「楽をさせてくれる道具」ではありません。重いですし、手入れの手間もかかります。
ですが、ツヤツヤのご飯、野菜の甘みが出る無水スープ、そして家族の「美味しい!」という笑顔は、特別な体験になります。
もし、購入を迷っていても、
- 「重くても美味しい料理を作りたい」
- 「一つの道具を長く愛したい」
という気持ちが少しでもあるなら、ストウブは「買い」のホーロー鍋です。万が一合わなければ、リセールバリューが高いので手放すこともできます。
ぜひ、ずっしりとした重みに込められた、フランスの職人の情熱と美味しさを体感してみてください。
※最新の製品スペックや、お得なキャンペーン情報は公式サイトでチェックしてみてください。
※ご紹介しているモデルの仕様や価格は変更される可能性があります。詳細は各メーカーの公式サイトをご確認ください。
