エピキュリアンのまな板のデメリットを徹底解説｜失敗しない賢い選び方

スタイリッシュで機能性にも優れたエピキュリアン（epicurean）のカッティングボード。世界中で非常に人気が高い製品です。

しかし、価格も決して安くないため、「本当に良い？」「使い心地は？」など、購入をためらう方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、エピキュリアンのまな板（カッティングボード）のデメリット・メリットをわかりやすくまとめました。

また、知っておきたい口コミや寿命、耐久性、安全性やカビ対策、最適なサイズ選びのポイントなどもお伝えするので、購入を検討している方は参考にしてもらえると嬉しいです。

エピキュリアンのまな板のデメリットは？メリットや口コミも解説

購入前に知っておきたい３つのデメリット

デザイン性や機能性に優れ人気が高いエピキュリアンのまな板ですが、当然デメリットも存在します。

購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、まずは以下の３つのデメリットを知っておきましょう。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

切る時の音が大きい

素材が硬いため、食材を切る際に「カンカン」という甲高い音が響きます。静かな環境での調理が多い方や、音に敏感な方には気になるかもしれません。

調理台の上で滑りやすい

薄くて軽いのがメリットである反面、力を入れて使うと滑りやすいという声が多く聞かれます。

安全に使うためには、下に濡れたふきんや滑り止めマットを敷くなどの工夫が必要です。

包丁の傷跡が目立つ

特にブラックのモデルは、使用に伴う包丁の跡が白い線として目立ちやすい傾向にあります。

「傷が味になる」という見方もありますが、見た目をきれいに保ちたい方にとってはマイナスポイントになるかもしれません。

デメリットの原因は？

これらのデメリットは、エピキュリアンの「天然木の繊維を高密度に圧縮した硬質素材」という特性が関係しています。

セルロース繊維を樹脂で固めているため、天然の一枚板や柔らかいプラスチック製のまな板とは全く異なる使用感です。

この「硬さ」がデメリット（音、包丁への当たり）とこれからお伝えするメリットの両面を生み出しています。

世界中で選ばれる理由は？４つのメリット

エピキュリアンのまな板が世界中で選ばれ続けているのは、独自のメリットがあるからです。

ここでは、他のカッティングボードでは得にくいエピキュリアンのまな板のメリットを見ていきましょう。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

寿命と耐久性はどのくらい？

エピキュリアンのまな板の寿命は、使用頻度や使い方によって左右されます。

しかし、口コミなどを参考にすると、多くのユーザーは2〜4年で表面の劣化を理由に買い替えることが多いですが、使い方によっては7年、10年と長く愛用している例もあります。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

一般的なまな板の種類と比較すると、以下のようになります。

もちろん、毎日ハードに料理をする方と週末に時々使う方とでは、寿命は大きく変動します。

例えば、出刃包丁で魚を捌いたり、硬いものを力強く叩き切ったりする頻度が高いと、表面の劣化は早まる傾向にあります。

一方で、大切に扱ったユーザーが10年程度使用しているケースも見受けられます。

買い替えを検討すべきサイン

交換のサインは、表面がささくれのように毛羽立ち、食材や手、布巾などに「黒い粉」が付着するようになった状態です。

これは表面のセルロース繊維が経年劣化によって剥離している証拠であり、衛生面や安全性の観点から、速やかに使用を中止し、買い替えを推奨します。

包丁跡が深くなってきたと感じたら、表面の状態を注意深く観察することが大切です。

いいとこ取りのポジション

エピキュリアンは高価なまな板に分類されますが、プラスチック製のように1〜2年で交換するよりは経済的と言えます。

また、適切なお手入れ（削り直しなど）が必要な本格的な木製まな板よりは、管理が格段に楽という「いいとこ取り」のポジションにある耐久性と言えます。

エピキュリアンの口コミとリアルな評価

ではここからは、実際にエピキュリアンのまな板を購入したユーザーのリアルな口コミ・評判を、良い点・悪い点含めてご紹介します。

良い口コミ・高評価のポイント

機能性・デザイン性ともに良いまな板を探してたどり着いたエピキュリアン。実物も軽くて使いやすくお気に入りです。肉や野菜を調理する分にはMサイズが丁度いいと感じました！大切に使います。

出典：楽天市場

約１０年使った同商品からの買い替えです。色も同じブラックを選びました。とても丈夫で食洗機対応が嬉しいポイント、いつも清潔に安心して使えます。サイズ違いで持っていると使い分けが出来るので、とても便利です！音が少し独特ですが慣れると、さほど気になりません。それより使いやすさが上回るので選んで良かったと思っています♪

出典：楽天市場

2枚目です。1枚目は7年くらい使いましたが、最後の方は包丁が当たるたびに木屑が出てくるようになってしまったので買い替えました。いつも食洗機に入れて洗っており、カビの心配なく使えるのがとてもいいです。包丁が当たると音がカンカン鳴りますが、それが今では心地いいくらいです。

出典：Amazon

木のまな板からの買い替えで、カビない、手入れが楽、食洗機OKが決め手でした。薄くて軽くて、調理台からシンクに運ぶのも片手で楽々です。乾きが本当に早いので、すぐにしまえるのも嬉しい。

出典：Amazon

乾きも早く、傷にもならず清潔に使えて大変満足しています。注意書きにあったように、また皆さんのおっしゃるように使い始めは臭いがしますが、使っているうちに消えました。

出典：楽天市場

悪い口コミ・低評価のポイント

他の方のレビューをみましたが、まぁ大丈夫だろう、と購入しました。が、その通りでした。本当にうるさい…こう言うことだったんだ…と後悔しました。あまりにうるさく、1回使っただけで既に使用していません。

出典：Amazon

デザインと薄さは最高です。ただ、他の方も書いている通り滑ります。濡れ布巾を敷けば問題ないですが、少し面倒。あと、黒は傷が本当に目立ちます。1回の使用で白い線が無数につきました。

出典：Amazon

食洗機対応なのはとてもありがたい。大きさもいいです。ですが、切る時にカンカンうるさく、臭いもきついです。乾くのは早いです。

出典：楽天市場

デザイン、サイズも気に入りましたが、、傷がつきやすいのが残念でした。。他の方のレビューにも書いてありましたが、レビューの通りでした。けど、デザインはとてもいいのでまずまずです。

出典：Amazon

口コミ全体の傾向

このように、全体的には良い口コミが多く、とくに

• 手入れの手軽さ
• 優れた速乾性と衛生面
• デザイン性の高さ
• 軽量で扱いやすい点

を評価するレビューが多い印象でした。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

初めて使う方は、やはり音と滑りやすさ、そして思った以上に傷が目立つ点に戸惑うケースが目立ちます。

特に、静音性を重視する方や調理器具に傷がつくことを極端に嫌う方からの評価は低い傾向にあります。

しかし、リピーターや長年愛用しているユーザーからは、「音や傷は慣れる」「それ以上にメリットが大きい」といった声が多く、一度その便利さを体験すると手放せなくなる方が多いようです。

ライフスタイルに合うサイズの選び方

エピキュリアンのまな板は、カラーはナチュラルとブラックの2種類、サイズはSからLLの4種類から選ぶことができます。

ここでは、サイズそれぞれの特徴と最適な選び方を詳しく解説します。

一人暮らしやサブのまな板ならSサイズかMサイズ

Sサイズは果物や薬味のカットに、Mサイズは一人分の調理にちょうど良い大きさです。Mサイズが最も人気があり、汎用性が高いと言われています。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

通常価格は、Sサイズが3,300円（税込）、Mサイズが5,170円（税込）です。

ファミリー世帯やメインのまな板ならLサイズ以上

家族分の料理を作るなら、キャベツの千切りなども余裕をもってできるLサイズがおすすめです。

調理スペースに余裕があれば、複数の食材を一度に切れるLLサイズも便利です。

価格は、Lサイズが6,600円（税込）、LLサイズが9,240円（税込）です。

迷った場合は

多くの方にとって、最初の1枚として最もバランスが良く失敗が少ないのはMサイズかLサイズです。

迷った場合は、ご自身の調理台のスペースを測った上で、「大は小を兼ねる」と考えて少し大きめのLサイズを選ぶと後悔が少ないかもしれません。

また、SサイズとLサイズを組み合わせて、用途によって使い分けるという方法も非常に効率的です。

エピキュリアンのまな板のデメリット以外に知っておくべきポイント

どこの国の製品？製造国は？

エピキュリアン（epicurean）は、アメリカ合衆国のブランドです。製品はすべてアメリカ国内で製造されていて、「made in the U.S.A」にこだわっています。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

日本では、株式会社ワイ・ヨットが正規代理店になっています。ワイ・ヨットは、「OXO」や「GREENPAN」などの正規代理店でもあります。

ブランド名の「epicurean」は、「美食家」を意味する言葉です。

その名の通り、プロの料理人からも高く評価される品質と機能性を追求し、世界中のキッチンで愛用されています。

もともとはスケートボードのランプ（滑走面）を製造していた会社の技術を応用して作られ、頑丈さには定評があります。

 

 

 

 

 

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エピキュリアンの素材は？

エピキュリアンのまな板の主原料は、セルロース繊維です。

天然木の繊維を何層にも重ね、高圧で圧縮し、樹脂で固めたもので、この特殊な製法によって、木のような風合いを持ちながらも、プラスチックのような耐久性と非多孔性を実現しています。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

カンカン音が気になる？実際の使用感

エピキュリアンのデメリットとして最も多く挙がるのが、包丁で食材を切る際の「カンカン」「カツカツ」という甲高い音です。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

これは素材が非常に硬質であるために起こる現象で、柔らかな木のまな板の「トントン」という音に慣れている人ほど、違和感を覚える傾向にあります。

どんな時に音が気になる？

• 集合住宅での深夜の調理
• 家族が寝ている早朝の調理
• 硬い根菜類を力強く切る時

このカンカン音は、まな板の下に濡れ布巾やシリコン製のマットを敷くことで、ある程度軽減することができます。

まな板の臭いは？初期の匂い対策

新品のエピキュリアンまな板を開封したとき、「絵の具のような」「樹脂のような」独特の臭いが気になるという声もありました。

これは素材を固める際に使用される樹脂に由来するものと言われ、食品衛生上は問題ないとされています。

臭いは、通常、数回使用して洗浄を繰り返すうちに自然に薄れていきます。

早く臭いを取りたい場合の対策

どうしても臭いが気になる場合は、以下の方法を試してみてください。

1. 食器用洗剤を使ってスポンジで丁寧に洗う
2. お湯でよくすすぐ
3. 風通しの良い場所でしっかりと乾燥させる

これを2〜3回繰り返すことで、多くの場合は気にならないレベルまで臭いを軽減できます。

安全性と黒い粉の問題

エピキュリアンのまな板の安全性が気になる方もいるかもしれません。

結論から言うと、安全性にも配慮が行き届いた製品と言えます。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

BPAフリーで安心

エピキュリアンの製品は人体への影響が懸念される化学物質であるBPA（ビスフェノールA）を含まない「BPAフリー」であることが明記されています。

これは、特に小さなお子様がいるご家庭にとっては安心できる材料です。

注意すべき「黒い粉」の問題

一方で、安全性に関して注意が必要なのが、長期間使用した際に発生することがある「黒い粉」です。

これは、まな板表面のセルロース繊維が経年劣化によって剥がれ落ちたものと考えられます。

もし、包丁の跡が深くなり、表面が毛羽立ってきたり、黒い粉が付着するようになった場合は、買い替えを検討するべきサインと捉えましょう。

カビは生える？衛生面を解説

結論から言うと、エピキュリアンのまな板はカビが生えにくい製品です。

その理由は、素材の特性である「非多孔性」にあります。表面に水分や雑菌が浸透する隙間がないため、カビが繁殖する原因を根本から断つことができます。

また、優れた速乾性もカビの発生を抑制する大きな要因です。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

ただし、「絶対にカビない」というわけではありません。

例えば、洗浄後に濡れたまま他の調理器具と密着させて保管するなど、極端に湿度の高い状態が続けば、表面にカビが発生する可能性はゼロではありません。

衛生的に保つためのポイントは以下の通りです。

使用後は速やかに洗浄・乾燥させる

基本的なことですが、使用後はすぐに洗い、水気を切って乾燥させることが大切です。フック穴を利用して吊るして乾かすと、より衛生的です。

消毒は「熱湯」か「アルコール」で

食洗機が使えない場合は、定期的に熱湯をかけるか、食品にも使用できるアルコールスプレーで消毒するのが効果的です。

漂白してしまった時の対処法

エピキュリアンのまな板で最も注意すべきお手入れのルールが、塩素系・酸素系を問わず、漂白剤は使用不可という点です。

これは、木材繊維を主成分とする素材が漂白剤の化学成分と反応し、変質・変色してしまうためです。

引用画像：株式会社ワイ・ヨット公式サイト（以下同様）

誤って漂白してしまったらどうなる？

もし誤って塩素系漂白剤などを使用してしまうと、まな板がまだらな紫色や濃い茶色に変色してしまうことがあります。

これは素材がダメージを受けている証拠であり、元通りの色に戻すのは困難です。

もしもの時の対処法

一部の口コミでは、「変色した直後にレモン汁やお酢をかけて中和させたら色が戻った」という情報も見られますが、これは化学反応による偶然の結果です。

メーカーが推奨する方法ではありません。効果は保証されておらず、かえって素材を傷める可能性もあります。

汚れや着色が気になった場合は、漂白剤に頼らず、熱湯消毒や、メラミンスポンジで優しくこするなどの方法を試しましょう。

どうしても落ちない汚れは、まな板の寿命のサインと考えるのが賢明です。

まとめ：エピキュリアンのまな板のデメリットを徹底解説｜失敗しない賢い選び方

いかがでしたか？この記事では、購入を検討している多くの方が気になるエピキュリアンのまな板のデメリットについて、多角的に深掘りしました。

音や傷といった使用感から寿命や安全性、お手入れの注意点まで、メリットと比較することで、より具体的なイメージが湧いたのではないでしょうか。

この記事で解説したエピキュリアンのまな板のデメリットを理解した上で、ぜひご自身のライフスタイルに最適な一枚を見つけてください。