料理好きの方なら、一度は目にしたことがあるOXO(オクソー)のサラダスピナー。抜群の機能性と優れたデザインで大人気のアイテムです。
しかし、購入を検討している方のなかには、「サイズは大と小どっちを選べばいいの?」と悩む人も少なくないはずです。
この記事では、後悔しないオクソー(OXO)サラダスピナーのサイズの選び方をどこよりもわかりやすく解説します。
結論を言うと、サイズ選びは「家族の人数」と「サラダを食べる頻度や調理スタイル」という2つの軸で考えるのが最も合理的です。
また、サラダスピナーの口コミやガラス製やステンレス製モデルの特徴、食洗機対応や壊れたときの対処法などについてもまとめています。
- OXOサラダスピナーの最適なサイズ選び
- 素材やモデルごとの特徴と違い
- 購入前に知っておくべき注意点や手入れ方法
- 口コミや万が一の際の保証内容まで
オクソー(OXO)サラダスピナーはどっちのサイズを選ぶべきなのか
- 大と小はどっちのサイズを選ぶべき?
- 3人家族以上ならOXOサラダスピナー大がおすすめ
- 1〜2人暮らしにおすすめはOXOサラダスピナー小
- 失敗しないためにチェックしておきたい口コミ・評価
大と小はどっちのサイズを選ぶべき?
先にお伝えしたように、オクソー(OXO)のサラダスピナーのサイズは、ご自身のライフスタイルを明確にすることで、最適な答えが見えてきます。
サイズ選びで迷ったら、まずは「家族の人数」と「サラダを食べる頻度や調理スタイル」という2つの軸で考えてみるのがおすすめです。
毎日たっぷりのサラダを食べる家庭と、時々少量のサラダを楽しむ単身世帯とでは、必要な容量が全く異なります。
そのため、以下のポイントを選択の基準にしてみてください。
- 3人以上の家族・作り置き派
→ 迷わず「大」サイズ - 1人~2人暮らし・都度調理派
→ 「小」サイズがコンパクトで便利
例えば、週末に野菜の下ごしらえをまとめて行うライフスタイルの方であれば、容量に絶対的な余裕のある大サイズを選ぶことで、調理全体の効率が劇的に向上します。
一方で、一人暮らしの方やキッチンの収納スペースに限りがある場合、あるいは「使う分だけ手軽に水切りしたい」というニーズには、小回りの利く小サイズが間違いなく重宝するでしょう。
まずは、両者の具体的なスペックを比較表で客観的に把握し、ご自身のキッチンや使い方をイメージしながら読み進めてみてください。
項目 | 大サイズ | 小サイズ |
---|---|---|
対象人数(目安) | 3人~5人 | 1~2人 |
満水容量(ボウル) | 約6.5L | 約2.9L |
適正容量(バスケット) | 約4.2L | 約2.0L |
本体サイズ | 縦27×横27×高さ20.5cm | 縦20.5×横20.5×高さ16cm |
収納時高さ | 高さ15.5cm | 高さ12cm |
重量 | 約1208g | 約735g |
3人家族以上ならOXOサラダスピナー大がおすすめ
もしあなたが3人以上の家族で、日常的にサラダを食卓に並べる習慣があるのなら、OXOサラダスピナーは迷わず大サイズを選ぶことをおすすめします。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
その理由は、時間的・精神的余裕が生まれるからです。
大サイズを選ぶメリットは、バスケットの適正容量が約4.2Lの大容量にあります。
これは、スーパーで売られている一般的なレタス1玉や、大家族向けのカット野菜パック(約300g)を一度に水切りできることを意味します。
これまで野菜を半分に分け、2回にわたって水切りしていた手間が、たった1回で完結すします。この「一度で済む」という体験は、想像以上に楽です。
また、他にも以下のようなメリットがあります。
葉物野菜をまるごと水切り
キャベツの千切りや、かさのあるサニーレタスなども、余裕をもって投入できます。
野菜を詰め込みすぎると回転効率が落ちて水切れが悪くなりますが、大サイズならその心配がほとんどありません。
週末の作り置きに大活躍
共働きのご家庭や小さなお子様がいる場合、週末にまとめて1週間分の野菜を水切りして保存しておくだけで、平日の夕食準備が劇的に楽になります。
「あと一品欲しい」と思った時に、冷蔵庫から出すだけでシャキシャキのサラダが完成します。
調理の時短効果が絶大
何度もスピナーを回す必要がないため、調理全体の流れがスムーズになります。特にほうれん草など、茹でた後の水切りにも活躍するため、活用の幅が広がります。
来客時にも余裕で対応
急な来客やホームパーティーの際も、大人数向けのサラダを一度に準備できるため、慌てることがありません。
購入前の考慮点
もちろん、購入前には大きさを考慮する必要はあります。直径27cmというのは、一般的な家庭用コンロの五徳とほぼ同じ大きさです。
購入を決める前に、キッチンのシンク、食器棚の収納スペース、そして冷蔵庫の棚に収まるかをメジャーで正確に測っておくことをおすすめします。
1〜2人暮らしにおすすめはOXOサラダスピナー小
1人暮らしやパートナーとの2人暮らしの方、あるいは「サラダは常に食べる分だけ作りたい」という都度調理派の方には、OXOサラダスピナーの小サイズがおすすめです。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
小サイズの魅力は、優れたフットワークと収納性です。直径約20.5cm、ノブ収納時の高さ12cmというサイズ感は、一般的な中サイズのミキシングボウルとほぼ同等。
そのため、キッチンの限られたスペース、例えば食器棚の隙間や引き出しにもすっきりと収まります。
「収納場所に困らない」という点は、都市部のコンパクトなキッチンでは特に重要な要素です。
また、本体重量が約735gと軽量なため、シンク内で洗う際や棚から出し入れする際の取り回しも非常に楽。この「手軽さ」が、サラダ作りへの心理的なハードルを下げてくれます。
また、他にも以下のようなメリットがあります。
収納場所に困らない設計
大サイズと比較して一回り小さいため、吊り戸棚やシンク下のスペースにも収まりやすく、キッチンの動線を邪魔しません。
軽量で扱いやすい
約735gという軽さは、特に女性や高齢の方にとって嬉しいポイント。水が入った状態でも片手で楽に扱え、洗浄時の負担を軽減します。
1〜2人分の調理に最適
バスケット容量は約2.0Lあり、コンビニのカット野菜1袋分や、2人分のサラダを作るのにまさにジャストサイズ。無駄なく効率的に調理できます。
価格が手頃
大サイズに比べて価格が抑えられているため、「OXOブランドを初めて試す」という方にとって、入門モデルとしても最適です。
購入前の考慮点
ただし、友人を招いて食事をする際など、一度に3〜4人分以上のサラダを作る場合には、2〜3回に分けて水切りする必要が出てくるかもしれません。
ご自身のライフスタイルの中で、どちらのシーンが多いかを天秤にかけて判断することが重要です。
失敗しないためにチェックしておきたい口コミ・評価
ではここからは、大手ECサイトに寄せられた膨大なレビューの中から、特に参考になる良い口コミと、購入前に知っておくべき気になる口コミを厳選してご紹介します。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
良い口コミ・評判
少量でも軽く押すだけでビュンビュン回ってしっかり水が切れるので、ドレッシングが薄まらず、野菜の味がしっかりしてとても美味しくなります。もっと早く買えばよかった。
今まで使っていた手回し式の物とは比べ物にならないくらい楽です。プッシュも軽く、ブレーキも付いていて使いやすい。ボウルもそのまま食卓に出せるデザインで、洗い物が一つ減るのも地味に嬉しいです。
大家族なので大サイズを購入。レタス一個が余裕で入り、一回で済むので本当に助かります。作りがしっかりしていて、回転中もガタつくことなく安定しているのが良い。
4歳の子供が喜んでお手伝いしてくれます。ゲーム感覚で押しているうちに水切りが終わっているので、親としては一石二鳥です。食育にも繋がっている気がします。
水切りしたレタスをそのまま蓋して冷蔵庫へ。3日経ってもシャキシャキ感が保たれていて感動しました。作り置きに最適です。
気になる口コミ・評判
機能は最高ですが、やはり大きい。大サイズは覚悟していましたが、我が家の冷蔵庫では棚一段をほぼ占領します。収納場所は購入前に絶対測るべきです。
蓋の分解が内蓋までなので、ポンプ部分の内部に水が入らないか少し気になります。洗浄後はしっかり乾燥させるように心がけています。
値段が高いので何年も悩みましたが、もっと早く買えばよかったです。ただ、やはり初期投資としては勇気がいる価格帯だと思います。
ベビーリーフなどの柔らかい葉は、調子に乗って回しすぎると遠心力でバスケットに張り付いて少し傷んでしまうことがあります。加減が必要かも。
便利ですが、ボウルも蓋もプラスチックなので、使っているうちに細かい傷がついてきます。ガラスタイプも検討すればよかったかなと少し思いました。
評価の傾向
このように、全体的には機能性や調理の効率アップを絶賛する声が圧倒的に多い印象です。特に評価が高いのは以下のポイントです。
- 抜群の水切り性能
- 圧倒的な使いやすさ
- 家事の時短効果
気になる点としては、「サイズの大きさ」と「価格」を気になる点として挙げている人がいました。
そのため、ここまでお伝えしたサイズ選びのポイントを押さえて、ご自身に合うサイズを選ぶことが大切です。
オクソー(OXO)サラダスピナーはどっちのサイズか以外の疑問を解決
- どこの国のブランド?生産国は?
- ガラスやステンレス製サラダスピナーの魅力
- 丸型とストレートの違いを比較
- 作り置きに便利?保存はできる?
- 食洗機対応?耐熱温度は?
- サラダスピナーの蓋のカビを防ぐ洗い方
- サラダスピナーが壊れた・回らない時の保証
どこの国のブランド?生産国は?
OXO(オクソー)は、1990年にアメリカのニューヨークで生まれたブランドです。
創業者はサム・ファーバーで、関節炎を患う妻ベッツィがキッチンツールを辛そうに使う姿を見たことがOXOの始まりと言われています。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
彼は「なぜ、誰もが快適に使えるツールがないのだろう?」という純粋な疑問から、年齢や性別、利き手、さらには身体的な制約を超えた、「ユニバーサルデザイン」という理念を掲げました。
現在ではピーラーや計量カップなど1,000種類以上の製品を開発し、その多くがグッドデザイン賞(日本)やレッド・ドット・デザイン賞(ドイツ)といった世界的なデザイン賞を受賞しています。
日本では、株式会社ワイ・ヨットが販売業者になっています。
OXOは、インスタグラムやFacebook、X(旧ツイッター)、YouTubeなどのSNSも運営しています。
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ガラスやステンレス製サラダスピナーの魅力
OXOのサラダスピナーは、定番のクリアタイプ(AS樹脂製)に加え、高級感と特別な機能性を持つガラス製とステンレス製のモデルも存在します。
ただし、これらのモデルは現在、大サイズのみの展開になっています。
優雅な食卓を演出するガラスサラダスピナー
ボウル部分に、耐熱性と耐衝撃性に優れたホウケイ酸ガラスを採用した最上位モデル。クリスタルのような透明度と重厚感は、水切りしたての瑞々しいサラダを芸術品のように引き立てます。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
ガラスモデルのメリットとしては、傷や色移り、匂い移りの心配がほとんどなく、衛生的に長く使える点です。
また、ガラスボウルは電子レンジにも対応しているため、温野菜の調理にも活用可能。調理後、そのまま食卓に出せるエレガントなサービングボウルとして、食卓の主役にもなります。
ただし、重量は約2.9kgと重く、シリーズで最も高価な価格設定になっています。
モダンで衛生的なステンレスサラダスピナー
キッチンをシャープでモダンな印象に統一したい方には、ボウルがステンレススチール製のモデルが最適です。
プロの厨房を思わせるそのクールな質感は、機能美を愛するユーザーの心をくすぐります。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
ステンレスモデルのメリットは、非常に衛生的で耐久性が高く、割れる心配がないため、アクティブなキッチン環境でも安心して使えます。
また、金属ならではの冷却効果により、サラダをパリッと冷たい状態でサーブできるのも大きな利点です。
ただし、中身の様子が見えないため、水切りの加減が確認しづらい点があります。また、クリアタイプに比べると重く(約1.5kg)、価格も高めです。
作り置きに便利?保存はできる?
OXOのサラダスピナーは、水切り器に留まらず、そのまま優れた保存容器としても機能します。
引用画像:OXO公式サイトより(以下同様)
使い方は非常にシンプルで、水切りを終えた後にバスケットを取り出さずにそのまま付属の蓋を閉め、冷蔵庫に入れるだけ。
これにより、水切りしたてのシャキシャキとした食感を、一般的に3~4日程度キープすることが可能です。
これは、野菜の表面の余分な水分をしっかり飛ばしつつ、ボウル内の適度な湿度で乾燥を防ぐという、サラダスピナーならではの構造が可能にする技です。
週末の「サラダ仕込み」で平日が楽になる
- 週末にレタスやベビーリーフ、パプリカなどをまとめ買いします。
- OXOサラダスピナーで一気に洗い、しっかりと水切りをします
- 蓋をしてそのまま冷蔵庫の野菜室へ。